ボラティリティが大きな相場で損失を少なくする3つの方法

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いまはボラティリティが大きな相場となっていますが、このような相場だと少しの動きに見えて数十pipsになることがあります。

 

なので、いつも通りの損切り位置だと、損切りが大きくなりすぎてトレードができないということにもなりかねません。

 

例えば以下のように直近の高値などを損切り位置にしていると、ボラが拡大していた場合、大きな損切りとなってしまいます。

 

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ボラが大きな相場で、損失を少なくするために以下の3つの方法があります。

 

  • 損切りしたときの損失額を一定にする
  • ポイントにギリギリまで引きつけてエントリー
  • 小さな時間軸で損切り幅を設定

 

損失を少なくする方法は、これしかないというわけではないのですが、今回はこの3つを紹介してみたいと思います。

 

損切りしたときの損失額を一定にする

損切り額を一定にするというのは、例えば20pipsの損切りでも、60pipsの損切りでも同じ1万円の損失にするということです。

 

■20pipsの損切りで1万円

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■60pipsの損切りでも1万円

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損失額を金額で考えてしまうと、資金に対してリスクを取り過ぎることに繋がりかねないので、こういったときは資金に対して何%のリスクを取るかで考えます。

 

例えば、損切りになったさいの損失を資金の1%にするなどです。

 

1%のリスク率だと、資金が100万円なら損切りになったとき1万円の損失ということですね。

 

一般的にFXでは、1回の損切りで資金に対し1%以内に収まるように、リスク率を設定することが推奨されています。(私は状況により1~5%で調節しています)

 

リスク率を一定にするには、損切りまでの距離からロット数を計算してきます。

 

例えば、20pipsの損切りで1万円に収まるようにするには、以下のようにしてロット数を計算します。

100万×1%÷(20pips×1000)=0.5ロット(50000通貨)

 

60pipsの損切りで1万円に収まるようにするには、同じく以下のようにしてロット数を計算します。

100万×1%÷(60pips×1000)=0.17ロット(17000通貨)

 

このようにリスク率が一定になるよう、損切り幅からロット数を計算することで、ボラが大きな相場でも同じ損失額に抑える事ができます。

 

ポイントにギリギリまで引きつけてエントリー

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通常ポイントまで引きつけた後、次の動き(戻るのか、抜けるのか)を確認してからエントリーという流れが多いかと思います。

 

ですが、ボラが大きいと動きを確認できたときには、エントリーをするのに許容できない損切りとなってしまうことがあります。

 

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そこで、ボラが大きい場合、チャートポイントまでギリギリまで引きつけたところでリスク先行のエントリーをします。

 

そうすることで損切り幅を小さくすることができます。

 

この場合、過去に何度も止められている「固い」と思われるチャートポイントのほうがリスクは低くなるかと思います。

 

もちろんまた止められるだろうという思惑を刈り取るようにブレイクすることはあるので、そんなときは損切りで対応しましょう。

 

小さな時間軸で損切り幅を設定

通常30分足を軸としてトレードをしているなら、5分足に切り替えてトレードをすることで損失を小さくします。

 

相場は波を描いていますが、大きな時間軸と小さな時間軸の波の数というのは同じ時間内に限ると同じではありません。

 

例えば1日の間30分足では9回波を描いたとすると、5分足では18回波を描いていたりします。

 

■30分足は1日を通して9回波を描く

30-1

 

■5分足は1日を通して18回波を描く

5-2

 

波一つの大きさは小さな時間軸のほうが小さくなるので、その波で損切りの位置を決めると必然的に損切りまでの幅は小さくなります。

 

■30分足だと損切りが大きくなる場合でも

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■5分足だと損切りが小さくなる

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まとめ

相場は生き物といわれるように、状況により様々な顔を見せてくれます。

 

様々な状況に対応するには、それなりのスキルというものが必要にはなりますが、損失のコントロールに関していえば、それほど難しいことではありません。

 

トレードではとにかく長く生き残るために、上手く損失をコントロールするのが大切なようなので、こういった知識も持っておいて損はないかと思います。

 

それでは、また次回です。

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