一昨日(2015年8月24日)のドル円の急落は予測できるものなのか?

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結論からいえばあれほどの大暴落を予測することは不可能でしょう。

 

ただし、トレードスパンが短いデイトレーダーなどであれば、損失をだした方は少ないのではないかと思います。

 

なぜなら24日までのドル円相場は、とても買いたいと思える状況ではなかったので相場分析ができていれば急落に巻き込まれて大きな損失をだすようなことはないということですね。

 

とはいえ120円付近だったので、そこからの上昇を期待して安易にロングポジションをとっていたりすると痛い目にあったかもしれません。

 

事実、120円を抜けて大暴落したことからも、その辺付近で買っていた人が多かったのがわかります。

 

2分で300pipsという大暴落なので、仮に120円の下にストップ注文を入れておいたとしても、約定せず大きな損失をだしているかもしれません。

 

今年1月にもスイスフランで同じような大暴落が起こり、ストップ注文がされずに大きな損失をだした方が多くいました。

 

ちなみに今回の暴落はスイスフランの暴落に比べると可愛いものです。

 

ただスイスフランは日本人には馴染みのない通貨なので、それほど影響を受けていない方も多かったと思います。

 

しかし今回はドル円という日本人にとって馴染み深い通貨なので、肝を冷やした方も多かったでしょう。

 

私は運良く損失をだしませんでしたが、安易にポジションをとってしまいがちなところがあるので、今回のことを教訓として、安易にポジションをとることはやめることにします。

 

いずれにせよ、テクニカル派のデイトレーダーは、24日に大きな利益を上げた方はいても、巻き込まれて大きな損失をだすような方は少ないのではないかと思います。

 

昨日のような相場で大きな損失をださないために必要な分析力

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画像は暴落をする少し前の状況ですが、この状況で買うというのは考えられません。(日足レートは暴落前、赤ライン付近に位置していました)

 

もし買う理由があるとすれば、それは日足サポートと120円付近だということになりますが、買うにしてもまだ早いです。

 

ですので、昨日のような相場で損失をださないためには、チャートを見たときにどういった状況なのかを把握できるようになることです。

 

そのために、まず大きな流れがどちら方向なのか確認していくのですが、完璧に把握することは不可能なので、ある程度でかまいません。

 

大きな流れを確認したら、ここ数日の流れ、本日の流れがどっちに向いているのかをある程度把握します。

 

デイトレードであれば、これだけで検討外れのトレードをするようなことにはならないはずです。

 

検討外れのトレードというのは、その日のトレードを振り返えったとき、1日を通して上昇していたのに、売りでエントリーをしていたなどです。

 

相場状況によっては、判断が難しいときもありますが、24日のドル円相場はわかりやすい状況でした。

 

ちなみに24日にドル円でトレードしていたなら基本は売りで、買うにしても底で出現するようなパターンが確認できてからになります。

 

方向性を把握するために具体的にどうすれば良いのか?

いくつか方法はあるので3つほど簡単に紹介させていただきます。

 

1つ目の方法「ダウ理論、移動平均線、ローソク足の形などで確認」

これは基本にして最強といって良いでしょう。

 

■ダウ理論の簡単な解説

ダウ理論の定義はおいといて、方向性を確認する上で見てもらいたいのは高値安値の切り上げ(下げ)になります。

 

強いトレンド

高値安値(強い上昇)

前回の高値まで下げずに上昇していくとは、強いトレンド見ることができます。

 

安定したトレンド

高値安値(安定した上昇)

前回の高値で安値を切り上げていく時は、強くも弱くもない安定したトレンドと見ることができます。

 

弱いトレンド

高値安値(弱い上昇)

前回の高値より下で上昇していくようなときは、上昇トレンドとしては弱く、相場がレンジに移行したりすることも多いような状況になります。

 

これを複数の時間軸で確認していくと、その日の相場の方向性がなんとなく見えてきます。

 

※具体的な事例はまた別の機会にまとめたいと思います

 

どこが高値・安値になるのかで迷うこともありますが、この辺は誰が言っていたというよりも、自分自身の経験がものをいってくる部分かと思うので、判断するには経験を積むしか無いです。

 

■移動平均線の簡単な解説

移動平均線をどう使うと方向を把握できるのかですが難しいことはなにもありません。

移動平均線の説明

  • レートが移動平均線の下に位置しており、移動平均線が右肩下がりになっていれば下降傾向
  • レートが移動平均線の上に位置しており、移動平均線が右肩上がりになっていれば上昇傾向

 

方向の確認としてはこの程度で十分です。

 

これも複数の時間軸で確認していくと、その日の相場の方向性が見えてきます。

 

※こちらも具体的な事例はまた別の機会にまとめたいと思います

 

■ローソク足の簡単な解説

ローソク足は高値安値の切り下げ(上げ)と、移動平均線に比べると見方というのが多岐にわたります。

 

なのでローソク足がこうなっていれば、方向性としては下。のようなものはないのですが、簡単な判断方法としては、ぱっと見で陽線が多ければ上昇傾向のように見ることはできます。

 

また直前のローソク足の実体の大きさや、ヒゲの形状などにも注目してみてください。

 

例えば長らく下落していたとしても、下ヒゲの長いローソク足が出現すれば転換の可能性の1つになります。

 


 

このように高値の安値の切り上げ(下げ)、移動平均線、ローソク足を見るだけでおおよそ相場の方向性は把握することができるでしょう。

 

  • 高値安値が切り上げており、レートは移動平均線の下に位置しており、ローソク足の陰線が多ければ方向性としては下
  • 高値安値が切り下げており、レートは移動平均線の上に位置しており、ローソク足の陽線が多ければ方向性としては上

 

当たり前といえば当たり前ですが、このようにシンプルに相場を見ることは重要なことかと思います。

 

ここでもう一度24日のチャートを見てみましょう。

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買いでエントリーする気にはなれませんよね。

 

2つ目の方法「投資情報サイトなどで確認する」

私自身は他の人の意見を参考にトレード判断をすることはないのですが、その理由は単純に判断に迷うことが多かったからです。

 

例えば著名なトレーダさんが上昇するといっているときに、私の分析では下がる可能性が高いとなると、スムーズにトレードができないということがありました。

 

なのでいまは他の人が発信する情報を参考にトレードすることはないのですが、そうは言っても投資情報サイトなどで発信されている情報というのは、(たぶん)相場を熟知している方になるので、それほど間違った見方はしていないと思われます。

 

それを考えると、投資情報サイトなどが発信している情報を元に、相場の方向性というものを判断することは、けして間違いではないはずです。

 

ただ、やはり最終的には自分自身で分析し、判断できるようになったほうが良いでしょう。

 

なので、投資情報サイトを参考にするにしろ「なぜこの情報は売りが優勢といっているのか?」ということを考えながら参考にすると良いかと思います。

 

いくつか相場の方向性を示している情報サイトを紹介させて頂きます。

 

Investing.com

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サイトはこちら

 

FXザイ

2015-08-25_05h18_54

サイトはこちら

 

小林芳彦のマーケットショット

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こちらの情報はJFXに口座開設しないと見れませんが、開設は無料でできるので、興味があればしてみると良いでしょう。

 

サイトはこちら

 

3つ目の方法「各トレーダーなりの判断方法」

最終的には、ここにたどり着くかと思います。

 

私の場合、相場の背景分析はマエストロFXがベースになっており、プラス自分なりのルールを付け加えて、その日のトレードプランをたてるようにしています。

 

自分なりに判断ができるようになると、相場で負け越すようなトレードをすることはなくなるでしょう。

 

まとめ

もし今現在、相場の方向性を把握することができていないのであれば、まずは高値安値の切り上げ(下げ)を意識してチャートを見ると良いかと思います。

 

なぜなら、高値安値を見れるようになると、相場の勢いや、トレンドの転換などなんとなくわかるようになるからです。

 

私もトレードが安定してきたのは高値安値の見方がわかるようになってからだったと思います。

 

なので、いまいちトレードが安定しない方は、まずはこの当たりが理解できるよう繰り返しチャートをチェックしてみてください。

 

それができれば、24日のような暴落に無駄に巻き込まれるようなことにはならないはずです。

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