勝ち続けるために見るべき5つのポイント

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FXは9割が勝てていないと言われますが、実際はもう少しいると思います。

 

ただし、勝ち続けている人となると、その数は1割に満たないのかもしれません。

 

FXは相場状況やタイミングが合えば、昨日始めた初心者でも勝つことはあります。

 

例えば、2012年11月頃から2013年4月頃までドル円は上昇相場でした。

 

2015-09-07_17h52_48

 

ニュース見ればアベノミクスという言葉を見ない日はなく、いま投資をしないのはバカだと言わんばかりの過熱ぶりだったと思います。

 

その時期ニュースを信じてアベノミクスでまだまだ上昇するんだとFXを始めた方も多かったはずです。

 

たしかに2013年が明けた頃にFXを始めた方は、初心者でもテレビやネットで流れている情報を元に、買いで入っていれば勝てる相場でした。

 

しかし2013年5~6月に入り状況が変化し、アベノミクスの終焉か?と叫ばれるようになった頃には初心者が勝てるような相場でなくなりました。

 

運悪くその時期にFXを始めた方は「やっぱりFXは素人が手をだすものじゃない・・・」そう捨て台詞を吐いて退場していったはずです。

 

では2012年の11頃始めた方はどうなったでしょうか?

 

利益を確保した時点でFXを卒業し、いい思いだけできた。という方はおそらく少ないでしょう。

 

ほとんどの方が2013年5月以降の相場で、それまでに得た利益を無くしてしまったはずです。

 

そして、今年(2015年)のドル円相場もやりやすい状況ではないため、多くの退場がでているように思います。

 

結局、勝ち続けるには、勝ち続けるための努力をした人だけになります。

 

勝ち続けるために何が必要なのか?

勝ち続ける為に必要なことは1つではありません。

 

ですが、チャートを見た時に、エントリーポイント、決済ポイントがどこになるのかわかっているということは、勝ち続けるために必要な要素の1つになります。

 

しかし勝ち続けることができないトレーダーさんは、それを「知らず・考えず」トレードをしています。

 

たとえ知っていても、「身につけるのが大変そう」「頭を使うのが嫌」「自分にはできそうにない」と、安易になトレードを繰り返したり、簡単に勝てるという方法を見つけることに時間を使っているのです。

 

残念なことですが、そういったトレードを繰り返しているうちは、大切なお金を減らし続けてしまうでしょう。

 

トレードは、「なぜそこでエントリー・決済したのか?」が説明できなければ勝ち続けることはできません。

 

なぜなら、説明のできないトレードは、ただの勘でしかなく、毎回違ったルールでエントリーしているため、勝っても負けても、そこに根拠がないからです。

 

勝ったという根拠があれば、それは次回勝つために必要な根拠となり、負けたという根拠があれば、次回はその根拠をもとにトレードを見送るという判断ができます。

 

ですので、勝ち続けるには、エントリー・決済ポイントを、自分なりの根拠をもって設定できることが必要不可欠になります。

 

エントリー・決済ポイントとは?

簡単にいえば

  • エントリーポイントは『入るポイント』
  • 決済ポイントは「出るポイント」

になります。

 

このエントリー・決済ポイントは4つに分けられることができます。

1.エントリー(買い・売りで入るポイント)
2.決済(利食いポイント)
3.決済(損切りポイント)
4.エントリー・決済を見送るポイント

 

勝ち続けることができないトレーダーさんは、この4つのポイントをあまり考えずにMAの上だから買い、下だから売りのようにエントリーをします。

 

こういったトレードをしていると、

  • 含み損が増えて耐えられなくなり勢いで損切り
  • 損したくないからと塩漬けしてしまい根拠もないまま戻るのを待ち続け、戻ってこれずリタイア
  • 戻ったら戻ったで少しの利益で決済、もしくは建値で決済

というような行動をしがちになります。

 

ですが、勝ち続けるトレーダーさんは、含み損を抱えたからといって焦って損切りをすることはありません。

 

含み損からプラスになったときも、いま決済しないとまたマイナスになるんじゃないかと不安になり、薄利で決済するようなこともないのです。

 

なぜそういった行動をしないかというと、それは自分なりの根拠をもってエントリー・決済ポイントをエントリー前に設定しているからに他なりません。

 

例えばエントリーする前に、

 

いまレンジ下限で膠着状態になっているから、この膠着状態を上に抜けてくるようなら、最大レンジ上限までを目標に買っていこう。

ただし、上位時間軸の流れとしては下降傾向にあるから、上値が重くレンジ上限までいきそうになければ、半分程度で早めに利食いを考えよう。

エントリー後に下げてきて膠着状態になっていた付近にで下値が支えられるならしばらく粘ってみるが、膠着状態になっていた付近を下に抜けてくるなら売りが加速する可能性があるため即損切りをする。

 

のように、入り口から出口までの道筋をもってトレードしているんです。

 

俗にいうシナリオを描くということです。

 

シナリオを描くことで注意することとしては、予想になってはいけないということです。

 

シナリオを描くのと予想するのは似ているようで全然違うので注意してください。

 

予想というのは、

  • トレンドが継続しているから、このまましばらく上がるだろうと買いで入る
  • 上昇トレンドラインをブレイクしたから下がるだろうと売りで入る

というように、「こうなって欲しいという希望」をもっているだけにすぎません。

 

シナリオというのはそうではなく、上がる・下がる・もみ合うという3パターンを考えて相場がどう動いても対応できるようにする。というのがシナリオを描くということになります。

 

いきなりシナリオを作るといっても難しいと思いますが、これは検証を繰り返し、トレード経験を積むことで身につくものなので、焦らず長い目で見ることが大切です。

 

どこがエントリー・決済ポイントになるのか?

具体的な説明は次でしますが、よく言われるのは損小利大になるポイントでエントリー・決済するといわれています。

 

損小利大というのは、「負けは小さく」「勝ちは大きく」ということです。

 

以下のようなポイントが典型的な損小利大ポイントになります。

 

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レジスタンス付近で売りエントリーをし、サポート付近で決済すると、損切り幅にたいして、利益幅が大きくなります。

 

買いで入る場合は逆になります。

 

2015-09-06_00h26_26

 

ただし、これはあくまでの基本的な考えになるので、必ずしも損小利大になるポイントで入らなくてはならないということではありません。

 

これについてはまた別の記事でまとめたいと思います。

 

勝ち続けるために見るべき5つのポイント

  • レジスタンスライン
  • サポートライン
  • トレンドライン
  • 直近高値
  • 直近安値

前置きが長くなりましたが、この5つが勝ち続けるために見るべきポイントになります。

 

基礎の基礎すぎてこれがポイントなの?と感じるかもしれませんが、この5つをどう使えばいいのかわからないままトレードをしている人が多いのも事実です。

 

基礎の基礎とはいえど、自分なりに使いこなせていると感じるようになるまでには時間がかかるので、まずは5つのうちの1つを使いこなせるようになってみてください。

 

私も全てを使いこなしているわけではなく、エントリーの判断はレジサポラインをベースに、後のものは補足として使っていることが多いです。

 

次では実際に5つのポイントから、どのようにエントリー・決済をしていくのかを紹介していきます。

 

※基本として損小利大になるポイントで解説しています。

 

5つのポイント1 ~レジスタンスライン~

■レジスタンスラインを逆張りに使う場合

2015-09-06_00h26_56

損切りはレジスタンスの少し上になります。

 

少し上というのもエントリーの基軸時間軸でも違ってくるんですが、5~15pipsほどが一つの目安になるかと思います。

 

長いヒゲが連続して出現しているような相場は「荒れ相場」という見方ができるので、そういった相場ではエントリーを見送るのが無難です。

 

■レジスタンスラインのブレイクを狙う場合

2015-09-06_00h27_21

画像の損切りポイントは、ブレイクしたローソク足の最安値付近にしています。

 

レジスタンスのブレイクは、

  • ブレイク直後のエントリー
  • ブレイク後レジスタンスがサポートに変わってからエントリー

という2つが考えられます。

 

一概にどちらがいいかは言えませんが、一般的にはレジスタンスがサポートに変わってからエントリーするのが良いとは言われています。

 

ただ、サポートに変わらず、そのまま一気に上昇することもあるので、私はどちらがいいということはないという考えです。

 

抽象的な表現にはなってしまいますが、チャートの勢いを本能的に感じられるのでしたら、ブレイク直後のエントリーを積極的に狙ってみる。

 

私が考える本能というのは「勘」ではなく「経験則」になるので、ある程度FXの経験がなければできないものだと思っています。

 

ですので、あまり「経験がない」のであれば、じっくり待ってレジスタンスがサポートに変わってからエントリーする。という判断でもいいのかなと思います。

 

5つのポイント2 ~サポートライン~

■サポートラインを逆張りに使う場合

2015-09-06_00h27_39

レジスタンスラインのときの逆になります。

 

レンジ相場は売りエントリーと買いエントリーが交互にくるようになりますが、売り買いどちらでもエントリーすると良いということではありません。

 

エントリーの基軸時間軸の上の時間軸を見てみると、売りで入ったほうがいいのか、買いで入ったほうがいいのか目安をつけることができます。

 

例えば、5分足ではレンジ相場でも、1時間足で見ると下降トレンドの最中ということもありますよね?

 

その場合は、5分足のレンジ相場だとしてもサポート付近からの買いは見送り、レジスタンス付近まで上げてきたところで、売りったほうが勝つ確率が高いと考えることができます。

 

なぜなら、長い時間軸が向かっている方向へ、下位時間が引っ張られるという相場の特性があるからです。

 

必ずそうしたほうが良いというこということではなく、勝つ確率としてそのほうが高い傾向にあるということになります。

 

■サポートラインのブレイクを狙う場合

2015-09-06_00h28_49

画像の損切りポイントは、直近の高値の少し上にしています。

 

ブレイク直後のエントリーで考えていますが、サポートがレジスタンスに変わっている、次のポイントでのエントリーでも良いですね。

 

ただ、画像は1時間足なので、レジスタンスがサポートに変わるのを待っていた場合は約7~8時間待つ必要があったということです。

 

そんなに待てないという場合には、見る時間足を短時間のものに変えたり、画像のようにブレイク直後を狙うということになります。

 

5つのポイント3 ~トレンドライン~

■トレンドラインの戻り売り

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画像の損切りは、前回サポートとして機能して付近の上に設定しています。

 

利食いポイントは1つ前のサポート付近か、トレンドラインをブレイクした付近と考えることができますね。

 

トレンドラインだけで判断するのではなく、他のポイントになるようなところと併用して決済ポイントを見つけていきます。

 

今回の例でいうと、サポレジラインとトレンドラインのどちらも見ているということです。

 

5つのポイント4-5 ~直近高値・直近安値~

直近高値・直近安値のポイントというのはトレンド相場、レンジ相場のどちらでも目安とすることができます。

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直近をどこにするのかも悩ましいところですが、私は少しもみ合ったところ、反発した際のローソク足などを直近にすることが多いです。

 

画像1、2のポイントは直近の安値を損切りにしています。

 

その他のエントリー決済ポイント

■00ポイント・000ポイント

00ポイント、000ポイントは心理的節目というチャートポイントにはなります。

 

  • ユーロドルなら「1.33000」「1.32000」
  • ドル円なら「94.000」「95.000」「100.000」

 

などのことです。

 

このポイントは相場に参加している世界中のトレーダーが意識しているものです。

 

ただそういったポイントはすでにレジサポラインとして機能していることがほとんどなので、考え方としてはレジサポラインと同じになります。

 

ただ、000ポイントというのは要注意なポイントで、レジスタンスとして反発した場合は勢いよく下降することが多く、抜けた場合はそのまま一気に上昇することもあります。

 

しかし、一気に上昇したかと思えば、再度、勢いよく下降し、そのまま000ポイント抜けることも多いんです。

 

そういった動きをした場合、損切りラインにすぐに引っかかってしまいます。

 

ですので、心理的節目ポイント付近では、じっくりと動きを見ることが重要です。

 

個人的には500ポイントも000ポイントと同じぐらい要注意なポイントとして見ています。

 

  • ユーロドルなら「1.33500」「1.32500」
  • ドル円なら「94.500」「95.500」「100.500」

 

などです。

 

私がエントリー・決済をするまでの流れ

私がエントリー・決済をするとき、どういったポイントを確認しているのか紹介するので、参考になりそうなところは参考にして頂ければと思います。

 

私なりのチャートチェックポイント

1.日足で直近3日間のローソク足は上昇・下降・揉み合いのどれか?

2.4時間足にレジサポラインを引く

3.30分足で4時間足のレジサポラインを抜けるとき、抜ける前のローソク足の位置、動き、形はどうなっているか?

4.5分足で4時間足のレジサポラインを抜けるとき、抜ける前のローソク足の位置、動き、形はどうなっているか?

5・各種時間足のボリバンの形、ローソク足の形をチェックして最終判断する

※以前していた見方なので、今は必ずしもこういった見方はしていません

 

3、4のローソク足の形がどうなっているかというのは以下のようなことを確認しています。

  • 徐々に値が切り下がっているのか?
  • レンジ相場から一気に下がって抜けたのか?
  • ダブルトップ・ダブルボトム、トリプルトップ・トリプルボトムにはなっていないか?
  • ピンバーが発生していたりしないか?

 

5のボリバンの形というのは、

  • 幅が広がっているのか、狭くなっているのか?
  • バンドの先は閉じようしているのか、広がっていこうとしているのか?
  • ボラティリティは十分にあるか?

 

といったところを見ています。

 

例えば、

日足で直近3日間が上昇相場になっている。

4時間足にレジサポラインを引いたところ、30分足では4時間のサポートを下抜けてきているようだ。

しばらくチャート見ていると上昇し始め、下抜けていたサポートを、再び上抜けしそうになってり、バンドの先端も開きつつあるようだ。

5分足を確認するとローソク足の形がダブルボトムを形成し、ネックラインも超えてきていることから、短期的に上昇圧力が強くなっているのかもしれない。

日足は上昇傾向にあり、短期的にも上昇圧力が強まっていることから、このままサポートを上に抜けてくるようなら買いエントリーをしてみよう。

といったように考えたりします。

 

ただ、おそらくこういったことを言われても、なにがなんだかわからないと思うんです。

 

私も実際には「1の条件クリア、2の条件クリア・・・」とチェックしているわけではなく、それぞれをいったり来たりして、なんとなく相場の流れを感じているという感覚です。

 

こういった判断は経験を積んでいくしかないかなと思います。

 

ここで言いたいことは、

  • 1つのエントリーだけでも、長い間下降していたから売りで入ろう!
  • 何時間もレンジ相場だから次のレジスタンス付近で売りで入ろう!

というような考えでエントリーはしていないということですね。

 

まとめ

FXで勝ち続けているトレーダーというのは、エントリーする際、さまざまな相場要因を判断しエントリー、エントリーの見送り、決済ポイントを判断しています。

 

ただし、勝ち続けているからといって、すごく難しいことをしているのではなく(簡単ではありませんが)、「自分なりの勝率の高いエントリーポイントがわかっている」というだけにすぎません。

 

そういったポイントはすぐに見つかるというものではありません。

 

ですが幸いなことにFXはデモトレードで資金を減らさず練習することができます

 

稼ぎたいという気持ちがあるので、どうしてもリアル口座でトレードしたくなりますが、その気持ちをグッとこらえて、まずはスキルアップを心がけてみてください。

 

努力しても報われないことは多々ありますが、FXに関していえば私は努力は報われるものだと信じています。

 

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